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ゴルフの技術でなく美徳をあつめるページ

ゴルフの本質

ゴルフは誰もがレベルや年齢差を超えて楽しめる、親しみやすいスポーツだと思いますが、ゴルフが紳士のスポーツと言われることにゴルフの本質があることを忘れてはいけないと思います。

ゴルフは自分以外には審判のいない競技。同伴プレーヤーとプレーヤー自身が審判であり、各自がルールやマナーを遵守することが求められまする。それが紳士のスポーツと言われる大きな理由です。

勝ちたいために必死になるからこそ、スポーツの勝負に感動が生まれるのであって、「どっちでもいいよ」みたいなつもりのプレーからはスポーツの喜びは少ないと思いますが、ゴルフには、他のスポーツでは見つけることの出来ない素晴らしさがあります。

それは選手が審判を欺いたり、相手の不利益になることを決してしないという美徳です。

2010年度のPGAツアー、ベライゾン・ヘリテージでツアー初優勝を狙うブライアン・デービスがメジャー優勝経験者のジム・フューリックとプレーオフ、バンカーショットで「落ちている木の枝にバックスイングのクラブが触れてしまったようだ」として自らディレクターを呼び、ビデオでの確認の結果事実が認められたのである。

バンカー内でクラブがルースインペディメントに触れたということで2打罰となり、彼の初優勝は消えてしまった。

デービスにツアー優勝の機会は二度と訪れないかもしれないし、言わなければ誰も気がつかないのに、彼はみすみす自分の意思で勝利より大切なゴルフの美徳を選んだのである。「あのまま申告せずにもし仮に優勝できていたとしても一生自分を責め続けると思うから、ディレクターを呼んだことに何の悔いもない」と彼は試合後のインタビューで淡々と語ったそうです。

ゴルフを心から愛し、人生の大半をゴルフと共に生きてる私には涙が出るほど感動する嬉しい話でした。

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